タイでFX!おすすめFX業者と口座開設方法について

「タイに住んでいるためタイバーツでFXがしたい!」という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

自分はタイ生活8年目になりますがバーツでの金銭感覚が身体に染みついていたためにバーツ建てでトレードが出来るFXの業者はないものか、、、」と結構必死で探したものです。

目ぼしい海外FX業者5社に当たったところ「バーツで入金・トレード・出金」ができるのは3社でした。

今回はバーツでFXができる業者からトレードコストが比較的安いが2社と、それぞれの取引条件、良い点・悪い点、口座開設方法や入金方法などをまとめてご紹介したいと思います。

バーツ建てでFXが出来るFX業者とその評価

1番のおすすめはEXNESS!

EXNESSは2008年設立の海外FXブローカーです。個人的にはバーツ建てでは唯一まともな取引条件トレードが出来るFX業者だと思っておりメインで使用しています。

信頼性 : 海外の金融承認をしっかり受けている業者であること、10年以上事業を続けている事からそこまで危険ではないと判断し使用しています。

良い点この業者の良いところは「海外FXブローカーの中ではスプレッドが薄い事」です。(参考スプレッド: Pro口座 手数料なし EURUSD 0.6~1.1pips、 GBPUSD 0.8~1.5pips、USDJPY 0.8~1.2pips )

悪い点この業者の弱点はずばり「約定スピードの遅さ」です。平常時はそれほど気になりませんが、経済指標時などで短時間に大きな値動きが出るときは中々約定しません。サクサク約定する口座に慣れていると少しヤキモキするかも知れません。

日本語サポート : 日本語サイト有、日本語サポートはおそらく有ですがいざトラブルが起きたら英語でメールする覚悟は必要だと思います。

総合評価 利益確定、ロスカット時にちゃんと約定しているかしっかり確認する必要はありますが「スプレッドが薄くて助かるな」というのが自分の感想です。入出金は5回ほど行いましたが非常に早く、滞ったことはありませんのでこの点は信頼しても良いかと思っています。

2番目はXM!

XMは2009年設立の海外FX業者です。バーツ建てで入出金とトレードが出来る数少ないFX業者の2社目です。ただしスプレッドがEXNESSの2倍近くまで広がることが多く、自分は少しトレードして出金してしまいました。

信頼性 : 海外FX業者と言えばXMという名前が浮かぶほどの老舗ですよね。少し昔はハイレバ・ロスカット狩りなどの危険な会社というイメージでしたが、ネット上の情報だと最近はそういうのは無いとのこと。会社が急に無くなって出金できない、というような事もそうそう起こらないと思われます。

良い点 このFX業者の良いところは「ちゃんと約定すること」です。そこまで使い込んでいませんが「EXNESSのように約定しない!」ということは起きませんでした。

悪い点EXNESSと比べると平均スプレッドが20~30%ほど広い事です。GBPUSDで言うとEXNESSのスプレッドが0.8~1.0pipsをウロウロしている際、XMは1.2~1.4pipsの間で大体1.4pips付近をウロウロしています。(参考スプレッド: UltraLowStandard口座 手数料なし EURUSD 0.8~1.2pips、 GBPUSD 1.2~1.6pips、USDJPY 1.1~1.4pips )

日本語サポート : 日本語サイト無し、直接連絡を取り合った事はありませんトラブル時の英語でのやりとりは間違いなく必要だと思います。(XMで日本語サイトである場合はXMTrading=バーツで取引できないほうですのでご注意を。)

総合評価 : EXNESSに比べてしっかり約定するなと感じます。しかし自分の場合はポンド系のスプレッドが広さが気になり現在は使っていません。入出金は非常に早く良い印象でした。

バーツで取引できるFX業者での口座開設方法

上記でご紹介したFX業者は日本でいう「海外FX業者」にあたります。ゆえに日本から日本語を使い、日本の様式に従って本人確認を行い普通に口座開設できますが「バーツを使って取引する」となると下記の点に注意して口座開設をする必要があります。

申し込みについて

  • 前提としてタイの主要銀行(バンコク銀行、サイアム商業銀行、カシコーン銀行)を保有していること
  • 口座開設時に「Resion/Country of residence 居住地 : Thailand」を選択すること
  • 口座開設時に「Currency 通貨 : THB」を選択すること

※XMの口座を開きたい場合、XMTradingと混同にご注意を!XMとXMTradingではサイトデザインが全く同じですがXMTradingでは登録時にThailandが選択できません。)

下記の画像はEXNESSのトップページ右側にある「新規口座開設の申し込み入力フォーム」の画像です。赤枠で囲んだ所に居住地を選ぶところがありますので「Thailand タイ」を選択してから手続きを進めればOKです。

 

XMの場合は下記の画像の通りです。下記はXMのトップページの画像ですが、まずは右上の緑色の「OPEN AN ACCOUNT」をクリックしましょう。

下記の画面に移ったら「居住地 : Thailand タイ」を選び手続きを進めるだけです。

 

本人確認について

上記の通り申し込みが済んだら次は下記書類提出による本人確認が必要になります。

  • パスポート(1ページ目)
  • 住所確認書類 (3カ月以内の住所入りの銀行残高証明書 or 本人名義の携帯電話、電気代、水道代の請求書)

いずれもスマートフォンのカメラで写真を撮り、FXブローカーのウェブサイトから写真を提出するだけです。

ログイン後の画面で「Upload Documents / Verify / Verification」などの単語を探して写真をアップロードすれば書類提出は完了です。ブローカーから承認のメールが来るのを待ちましょう。承認メールは遅くても2日を越えることは無いはずです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Exness-%E6%A8%AA%E9%95%B7-1024x127.png

 

バーツ口座への入金方法

本人確認が無事に済んだら入金を行うわけですが、バンコク銀行、サイアム商業銀行、カシコーン銀行いずれかの銀行口座をお持ちであれば基本は無料で入出金が可能だという認識で問題ないかと思います。

とはいえ実際にはブローカーごとに入金できる方法が異なりますのでそれぞれ見ていきたいと思います。

EXNESSの場合下記の方法から入金が可能です。

  • タイ主要銀行 バンコク銀行、サイアム商業銀行、カシコーン銀行のオンライン振り込み およびモバイルバンキング
  • タイその他銀行からの振り込み(おそらくATMからの振り込みかと思われます)
  • PromptPay
  • THAI QR PAYMENT
  • NTTELLRT

入出金の手数料は基本的には無料です。

 

XMへの入金方法ですが下記の通りでした。

  • タイ主要銀行 オンライン振り込み および モバイルバンキング
  • クレジットカード払い
  • Skrill

使用可能なタイの銀行は下記の通りです。

オンライン振り込み対応の銀行

モバイルバンキング対応の銀行

銀行経由の入出金は基本無料ですが、クレジットカード、Skrillついては未確認です。(おそらく若干手数料が発生する気がしています。)

まとめ ~タイのFX業者5社 比較一覧~

自分が実際に口座を開設したFX会社5社を比較してみると下記の通りとなります。

 



EXNESS
EXNESS

XM.COM
XM

OCTA FX
OCTAFX

JustForex
JustForex

FXTM
FXTM

バーツ建て
トレード可否
〇 可能〇 可能× ドル建て〇 可能× ドル建て

入出金時
の両替コスト
バーツ建て
のため不要
バーツ建て
のため不要
往復0.30%
(バーツ/ドル)
バーツ建て
のため不要
往復1.45%
(バーツ/ドル)

バーツ入出金
手数料

無料無料無料無料無料

EXNESSXMJustForexの3社で「バーツ入金、トレード、出金」が可能となっています。

一方OCTAFXFXTMではバーツで入金後、トレードをするためにFX業者のレートでドルに両替する必要があり両替手数料が掛かってしまいます。ほんの数%ですが100万円の0.3%は3000円、1.45%は14,500円ですから、入出金の度にこのコストが掛るのは勿体ないです。

もちろんスプレッドや手数料が安ければトータルのトレードコストは抑えられますが、すべてを総合的に見ると EXNESSXMに軍配が上がります。

JustForex もバーツトレードが可能ですが、スプレッド以外に手数料が掛かるためトレードコストは比較的高めとなります。

今回は自分の視点でおすすめのFX口座2つをご紹介しましたが、それぞれの口座を一度実際に使ってみて納得がいく所を探してみるが良いと思います。

では。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Exness-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%84%E3%81%A7%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89-1024x536.png

コメント