タイ人女性との結婚の現実

30代の自分はタイ人の奥さんと出会ってから約8年が経ちました。

同棲を始めて約4年、結婚してからは4年ほどですが結婚前も結婚後も大きなトラブルも無く普通に幸せな生活を送っています。

もちろん喧嘩はありますが、出会った事を後悔する気持ちは全くありませんし、むしろ自分の価値観や生き方を変えてくるきっかけを与えてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。

一方で現在タイ人女性とお付き合いしながらも国際結婚に不安を感じる方・悩む方が多いのも現実だと思います。

実際、自分もそのうちの一人でした。

今回は自分がタイ人女性との結婚の現実、国際結婚を果たす前に感じていた不安や、結婚を決心するためにしっかり確認した事などをシェアしたいと思っています。

この記事がタイ人女性との国際結婚に不安を感じている方の参考、後押しになれば嬉しく思います。

タイ人の女性とお付き合い・結婚の現実4パターン

20代後半で独身だった自分は9年前に「タイ駐在」という形でタイ生活をスタートさせました。

独身だったこともあり当然カラオケ(日本でいうキャバクラ)で知り合った女性とデートしたりしたこともありましたし、タイ人の同僚とバーやクラブに行き女の子に声を掛けた事もあります。

そんな生活を過ごす中、営業先で今の奥さんとの出会いがありました。

タイに来て1年半が経った頃でした。

まずは「食事」から始まった普通のお付き合いでしたが一緒にいる時間が長くなるにつれ、日本で育った自分からすると「んっ???」と思う事がちらほらと現れます。

ここではタイ人の女性のパートナーを持てば「いずれは直面する現実」を皆さんにも知っていただきたいと思います。

下記4つは高確率で直面すると思いますので、まずは頭に入れて頂きたいと思います。

現実1)大きな借金がある・お金を貸している

ご存知の方も多いと思いますがタイの人はお金に無頓着な人が多いです。

ゆえに借金したまま返さず(返せず)放置している女性はかなり多いです。

収入に合わないハイスペックなスマホ、海外旅行で一気に散財、無理のある自動車ローン、安いからと言って服やアクセサリーを買いまくる、シェアーという名の仲間内の借金、など例をあげたらキリがありません。

自分の奥さんも例に漏れず、、、という感じで、普通に仕事をしているのに100万円近いローンを3~4年放置して利子も含めて200万円まで膨れ上がらせたり。それでも車は持っていたり、10万円以上するアムウェイの浄水器を持っていたり、実家への仕送りは欠かさなかったり。
自分は正直「これから大丈夫かな??」となったのを覚えています。

大なり小なり「金銭感覚の違い」があることは覚悟しておきましょう。

(※ちなみに奥さんの借金は「前払いの結納金」という事で自分が払っておきました、、、笑)

現実2)やたらと電話が多く、取れなければ喧嘩に

タイ人同士だと当たり前かも知れませんが仕事もプライベートも「電話をとる事」の優先順位がかなり高いです。

日本人男性はプライベートの電話に無頓着な方は多いと思いますが注意しておくべきです。

まだ自分が会社で仕事をしていた頃は奥さんも気を使ってそんなに連絡してきませんでしたが、自分が会社を辞め自宅でトレードをするようになってからというもの「昼までに2~3回の電話かLINE」に加え「夕方までに1~2回の電話かLINE」は結構当たり前です。

そしてそれだけではなく偶然自分が掃除していたりで連絡がつかないと「なんで電話に出れないの!!」とガチ切れされます。

自分が日本に一時帰国して実家にいる際も頻繁に奥さんから電話が掛かってくるため両親からは「早く帰ってあげたら(笑)」みたいな感じになるくらいです。

現実3)感情表現がストレート過ぎる

もちろん個人差がありますが、日本人女性と比較すると圧倒的に喜怒哀楽が激しいです。

相手に我慢を求めるか自分が受け入れるかは人それぞれですが、とにかく怒りの感情が爆発する人が多いなという事は感じます。元の職場では部下としてタイ人女性5名と一緒に仕事をしていましたが、日本人のように感情を抑えながら黙々と仕事をするのはたったの一人でした。

年が近く仲が良かったとはいえ同僚でも本気で怒りあらわにしたり、泣かれたり、嬉しくてコソコソ話をしてきたり本当に感情豊かで「幼い女の子」のような感じすらします。

ちなみに自分はだいたい受け流すタイプしいました。

感情的にぶつかり合うのは苦手ですから、重要と思う所以外は「聞いているフリ」をしてやり過ごす感じでどうにか乗り切っています。しかし負けん気が強い男性・気が短い男性だと怒鳴り合いの毎日になるかもしれません。

現実4)タイでの結納金・結婚式費用は全然安くない

日本人もですが、タイ人も相当に見栄っ張りです。

ゆえに一般的なタイ女性には結構お金が掛かりますし、お金持ちのタイ女性にはとんでもないお金が掛かります

そもそも結婚式は女性にとっての一大イベントですから、女性なら誰しもがこだわりを持つものですし、外国人の夫との結婚式ならなおさらです。皆さんが思っているよりも高くつく可能性が高いはずです。

ということでここではタイ人女性との結婚式にどれくらいの費用が掛かるのかをご紹介します。

あくまで自分のケースですが、

  • 結納金50万バーツ(借金の肩代わりをしたので40万バーツ返却)
  • 金=ゴールド 20万バーツ(借金の肩代わりをしたので18万バーツ分返却)
  • 結婚式用の写真撮影 4万バーツ
  • タイでの結婚式費用 43万バーツ(式場150名分、衣装、食事、酒、招待状など)
  • 日本での家族結婚式 19万バーツ
  • 婚約指輪 13万バーツ
  • 結婚指輪 ペア 2万バーツ

支出合計 151万バーツ(約528万円) ※当時のレートは3.5円/バーツ

の出費でした。

当然奥さん負担は無しです、、、というか自分は払わせませんでした。
返却分を差し引いても 93万バーツ(約325万円)、、、正直痛い額です。

しかもタイ人からの結婚祝いは350円~多くて1万円ほどですから、ここに期待するのはやめておくべきです。

結納金はタイ人同士の結婚だと家柄にもよりますが10万バーツ~と聞いたことがありますが、奥さんの見栄と家柄次第だと思います。外国人なら最低でも30万バーツくらいからかと思いますがまずは奥さんとしっかり相談しましょう。

奥さんの家柄が良く、自分が外国人の場合、結納金100万バーツ~だと前妻がタイ人だった先輩から聞いたこともあります。

それと結納金と一緒に「金(ゴールド)」を渡す習慣がありますが大体10万バーツ分(金の単位で5バーツ分)~くらいが一般的だそうです。(これも完全に見栄と家柄次第だと思います。)

ちなみに結婚パーティーの費用ですが、自分は奥さんの実家付近のリゾートで結婚式をしたので安く済んだ方で、バンコクで同じレベルの結婚式をしていたら60~70万バーツになっていたと思います。(場所代+衣装代+食事代+酒代+結婚式のオーガナイザー費)

バンコクだと、手取2~3万バーツのタイ人同士の結婚式でもパーティーだけで15万~50万バーツは普通にかけているようですから、奥さんもそれをベンチマークに式場・衣装・食事のプランを組もうとするはずです。

奥さんの実家で結婚式」という手もありますが手伝ってくれる人・参列者がどんどん食材とお酒を盗んで持って帰るらしく、これはこれで高額になるようです。

結婚前の不安と対処

結婚前提でタイ人女性とお付き合いしている男性の多くが、日本人とお付き合いしている人よりも結婚に不安を抱えるのは当たり前の事だと思います。

ここでは自分の場合は当時どのような不安を抱えており、それをどのように切り抜けたのかご紹介します。

不安1)仕事への影響

自分はタイの駐在員として働いていましたが実は国際結婚がきっかけでずっとタイにいることになったり、別の国や日本へすぐ転勤にならないか、加えて会社の役員から取り扱いに困る社員とならないか不安に思っていました。

当時30歳前後にしては結構給料が高い部類にいましたが「正直、この収入がなくなるのは困るな」と思っていたのを覚えています。

が、結局「仕事に嫌気が差した+奥さんからの結婚圧力」で「退職してから結婚」という道を選択しました。

一つ言えるのは「仕事=あなたの人生のすべてではない」という事です。

仕事と家庭を両立させるも良し。どちらかを切り捨てるの良し、自分のように全く新しい道を切り開くのも良し、選択肢は無限ですから「その時に良いと思ったものを選ぶ」だけで良いと思います。

どの道を選んでも「何とでもなる」ものです。

不安2)奥さんの実家への仕送り

これも不安に思っている男性は多いと思います。

これが必要か不要かは「完全に奥さんとその家族次第」です。

ですが一番大切なのはご自身が「仕送りが必要でもその分稼げば良い!」という覚悟を持つことだと思っています。

の覚悟が持てないのであれば、遅かれ早かれいつか嫌気が差して別れる事になると思いますから、タイ人との結婚は考え直すべきだと思います。

婚すれば嫌でもあれこれとお金が掛かりますから。

ちなみにですが「月々の定額の仕送りは奥さんが全部責任を持つウチのようなパターン」もあります。とはいえ事あるごとの大きな出費、例えば電動スクーターが欲しい、家族を旅行に連れていく、などは結局自分が出していますので嫌でもお金は掛かってきます。

奥さんの実家が普通以上に裕福な場合、仕送りの必要はありませんが「親戚同士の食事会の費用は全額外国人であるあたな持ち(数万円/回)」というパターンもあるようです。

さらに「甥が家買うから300万円サポートしてあげて」とか「姪が大学に入ったから車買ってあげようと思うの(180万円)」みたいな、、、。

自分の知っている方はこれが原因で離婚しました(笑)

タイも強烈な見栄の社会ですから、タイで結婚すると無駄な出費が多くなるのは間違いありません。

不安3)自分の家族(両親、兄弟、親戚)の反応

自分の場合この点については正直不安はありませんでした。仮に反対されても自分の思う通りにやるだけなので「誰が何と言おうが関係ない」と思っていたからです。

ネガティブな事を言う身内もいると思いますが「自分の人生は自分の責任で自らが決める」と覚悟を決めるしかないと思います。

自分の母は最初の内はちょっと抵抗があったようですが、自分の決意が固い事が分かると特に口出しもしてきませんでした。

自分の父は結婚後に財産を全部持っていかれる可能性について心配していましたが、気を付けろよと注意するだけで抵抗も反対もありませんでした。

結婚前にすべき事3つ

もしも現在タイ人女性のパートナーがおり、その方といずれ結婚するのであれば下記の3つはすべきだと思っています。

もはやタイ人、日本人という国籍は関係なく「結婚前にはすべきというレベルの事」ですが、下記のポイントに絞ることで特に「タイ人女性との国際結婚への不安」を減らせることができるはずです。

1)借金の有無と金銭感覚を確認

上記でも述べましたが借金があるタイ人女性が多いのが現実です。

利息が膨らんでいる可能性も高いので「借金の有無と額」は結婚するまでに確認すべきです。

緊急性があればとりあえず一括返済の手助けをするなり、きちんと返済するように話し合うなり対策が必要です。

それとパートナーの金銭感覚も外食やショッピングする中で掴んでおきましょう。

金銭感覚が合わないと間違いなく喧嘩になります。結婚までに衝突しながら意見をすり合わせておきましょう。

どうしても価値観が合わず、お互いに譲れない場合は結婚しなければよいだけです。

2)奥さんの実家のについて知る

お付き合いが長引き結婚を意識するようになれば嫌でも奥さんの実家を訪問し、ご両親にご挨拶することになりますよね。タイでも日本でも同じです。

実家訪問で次の2つを確認するは重要だと思っています。

1つ目は「実家が裕福かそうでないか」です。

実家を訪問すれば裕福かそうでないかは大体分かりますよね

ここでもお金の話になりますが「裕福であれば見栄のために高額な出費を、裕福でなければその家族まで面倒を見る可能性」が出てきます。

実際に負担する必要があるかは実際に奥さんのご家族とある程度の時間を掛けながら交流することで見ていくべきでしょう。

特に旦那さんが奥さんよりも年上で社会的地位もあり、且つ奥さんの実家も裕福な場合、結婚式や親せきとの付き合いが高額になりがちである事を覚悟する必要があります。

自分の妻の家族は私が外国人だからと言って何かして当たり前という雰囲気は全くありません。もちろん旅行に行く場合などは私持ちですが、家族イベント時の出費は仕方ないという感じです。

2つ目は「奥さんの実家でのポジションとバランス感覚」です。

奥さんが実家の稼ぎ頭なのか、いつでも奥さん負担で食事したり買い物をするのか、奥さんの発言権は強いのか、両親もしくは兄弟の言いなりなのか、などなどです。

常にご家族よりの行動となれば「夫は二の次なのか」とフラストレーションは溜まる一方ですし、利用されているような気分にさえなってしまいます。

普段の言動を見ながら判断するしかないと思いますが「そもそもそんなバランス感覚がなさそう、私の言う事を聞けばよい」という奥さんであればその結婚は危ういかも知れません。

3)1年以上は「同棲」してみる

奥さんのお金に関する事、ご家族のこと、そのほかその方特融の性格やクセを知るには同棲生活が一番です。

むしろ最初から同棲しておけばすべては解決する」と思っています。

四六時中一緒にいれば良い所も悪い所もすべて分かりますし、そもそも一緒にいてあまりにも不快だったり、そもそも一人でないと落ち着かない、というのであれば結婚すべきかどうか考えなおすこともできます。

自分の場合、同棲は4年ほどでしたが結婚生活は一生モノですからね。

同棲するなら2-3カ月ではなく、最低でも1年以上、長ければ長いほど判断材料が多くて良いと思います。

自分がタイ女性との結婚を決心した決め手

自分は今の奥さんと出会ってから結婚するまでに約4年の期間を要しました。

仕事が忙しすぎて結婚どころではなかったという事もありますが、同棲しながらこれからの人生もずっと一緒に過ごせそうかどうかを見ていたためです。

そしていずれは決心する時が来るわけですが、自分の場合あ下記の点を決めてに国際結婚を決意しました。

  • 人として信頼できるかどうか
  • 話し合って分かり合えるかどうか
  • 奥さんのご家族に良識があるかどうか

「何か問題があっても、助け合いながら二人で乗り越えられそうだ」という感触と言えるかも知れません。

正直なところ金銭感覚はだいぶ違いますがそこは自分が稼げば解決できますし、掃除が苦手とか、料理が苦手とか’(実際はかなり上手です)はこちらがカバーすれば良いと思っていたので結婚の決心の決め手とは言えません。

ちなみに見た目はキッカケではありましたが、もちろんこれだけで結婚を決めることはありませんでした。

繰り返しになりますが自分の場合、奥さんの人間性が決めてでした。

国際結婚に言語習得は必要か

これまで「言語」について触れてきませんでしたが、国際結婚において「ささいな事を理解し合える共通の言語、それを説明スキル」は必要だと思っています。

相性、勢い、好きだけで長ーい結婚生活を上手く乗り切るのは不可能だろうと思います。

同じ日本人同時、タイ人同士の夫婦でも分かり合えずに離婚するカップルが多い中、違う言語を話し違う文化で育ってきたパートナーと上手くコミュニケーションをとり末永く幸せに過ごすのが簡単なはずがありません。

自分がタイ語が得意あっても良いですし、奥さんが日本語が得意でも良いですし、お互い英語が得意でも良いです。

ちなみに自分の奥さんは「英語ダメ、日本語ダメ」なので我が家の会話は99%タイ語です。

例えばですが、奥さん仕事で大変な目にあってが愚痴を言っていても、こちらが理解できなければいずれ「この人に話しても無意味」となり貴重なコミュニケーションの機会がなくなるはずです。

子供の進路、将来どこに住むか、家は買うか買わないか、決心の理由など人生に関わる話し合いで「何言っているか分からない・上手く説明できない」だと上手く行く気がしません、、、よね。

まとめ

タイ人女性との結婚にあたって後で後悔しないためのポイントをまとめてみると次のような感じかと思います。

  • 「借金・浪費癖・仕送り」など、金銭に関わる部分はしっかりと見極める
  • しっかり「相手」と「相手のご家族」を理解する
  • 最低でも1年以上は同棲しながら「金銭感覚・人間性」を見るのがおすすめ
  • 人間として信頼できる、助け合いながら生活できる」と思えば覚悟を決めても良いはず
  • 結婚後「奥さん側の家族も面倒を見る可能性は十分にある」と覚悟しておく
  • お互いがそこそこ理解し合える共通の言語は必要

出会ってから約8年・結婚してから4年の自分がこれまでを振り返ってみると「現時点では奥さんとの関係は順調ですし、これからもこの結婚生活が嫌になることは無いかな、、、というよりも、お奥さん無しで暮してゆくのはあまりにも寂しい」ので今の奥さんを結婚相手に選んで正解だったと思っています。

もちろん直して欲しいところはありますが、結婚すれば誰が相手でも嫌な所は目につくものだと思いますし、ネガティブな点についてはこんなものかなと思いながら過ごしています。

さて、これまでの情報がタイ人女性との結婚を考えている方の後押し、もしくは結婚を諦めるきっかけになったかは分かりませんが、何らからのアクションのきっかけになればと思います。

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