「FXでコツコツドカン!」の原因と対策

「FXでコツコツドカン!」の原因と対策

ある程度まで資金を増やせるけれど、毎回大きな損切で振り出しに戻っているFXトレーダーさんは結構多いと思います。

コツコツ積み上げた利益の大半もしくは全部をドカンと1撃で溶かすのが「コツコツドカン」ですね。

自分自身も月単位で利益を出せるようになってきたと思ったら、あっという間に資金の7割を失う損切をくらった経験があり相当に凹んだものです。

さて、今回は自分なりに「コツコツドカン」が発生するメカニズム、このようになる原因を考え、今後同じことを繰り返さないための対策をたててみました。

コツコツドカンで利益が増えずに苦しんでいる方の参考になればと思います。

コツコツドカン発生のメカニズム

まずは「コツコツドカン」の「ドカン」が定期的に来てしまうメカニズムについて説明します。

自分は主に下記の3つの条件が重なった時に「ドカン」が発生すると分析しています。

条件1: 普段はナンピンで利益を出せている (もしくは建値逃げが多い)

条件2: ポジションを持った時にトレンド相場が始まった

条件3: 損切のルールを設定していない・設定していても守れない

実際にドカンが起こるまでに何が起きているかというと、

「いつも反発する所でナンピン」(条件1が発動)

  ↓

「いつも、、、と違い戻ってこない」(条件2が発動)

  ↓

「含み損がどんどん膨らむ」

  ↓

「いつもの癖で追加ナンピンで逃れようとする」(条件1+条件3が発動)

  ↓

「自分の意志で切れないぐらいの含み損まで膨れ上がってしまう」(条件3が発動)

  ↓

「精神的に耐えられなくなり損切 or 強制ロスカット = ドカン」

身に覚えがある方も多いはずです。

レンジ相場だとナンピンして待っていれば助かることが多いですが、毎回それを期待してしまうとこのような「ドカン」を出してしまう訳です。

コツコツドカンの発生原因

「ドカン」を引き起こす原因はもちろん「適切に損切できない・しないこと」に他なりません。

しかし、もっと根深い根本的な原因は「自身のトレードにおける危機意識・リスク管理不足」でしかないと考えています。

「何度もドカンを繰り返している」なら間違いないなくこれらが欠如していると言えます。

具体的にどのようなことが欠如しているかというと、

  • エントリー前に許容損失額を考えていない(1トレードでいくらまで負けるかという覚悟)
  • そもそも負ける事を想定していない(特にしばらく勝ちが続いた後など)
  • 損切ルールが無い
  • ルールがあっても守れない
  • ドカンを客観的に分析しない(何が悪かったのか振り返らない)

です。

いかがでしょうか。

ポジションが逆に伸びても「どうにかなる・どうにかできる」という甘い考えがある限り1年に1回、半年に1回、3カ月に1回、月に1回などの頻度で「ドカン」に遭遇し資金が増えない状況から抜け出せません。

別の言い方をするならば「自分の想定外のトレンドが出る度に資金が溶ける」ということです。

「どうなるか分からないから切っておこう」という発想でいかないと「コツコツドカン」のループに一生ハマり続けると思っています。

「ドカン」を出さないための対策

対策その1「損切り徹底」

「ドカン」を防ぐ方法は究極的には「これはヤバいパターンだと察したら、そのたびに損切りする」以外には無いと思っています。

とは言え、実際のところこのように損切するのが難しいから困っているはずです。

では、どうするのか。

それは時間を掛けて訓練するしかありません

手で損切が出来ないのは「ブレーキの方法を知らずに自転車を運転するようなもの」、

ストップロスを置かないのは「ブレーキのワイヤーが切れた自転車で坂を下るようなもの」と理解して訓練して下さい。

ここでは自分が実際に「損切を身につける」までに実践した事を対策として紹介しますので、「損切が出来るまでの練習方法」として参考にして頂ければと思います。

  • ロットを落として1分足や5分足でスキャルピング、エントリーから逆に5~10ピプス値が走ったらとにかく自分の手で損切る。(この練習にはポンド系、ゴールドがお勧め)
  • 値が逆に走り始めたら「あぁ!ヤバい!」ってなるのでそこで絶対に手で切ってください。「ヤバい!」ってなった時に反射的に切れないと「切りたくない額」まで一瞬で行ってしまいます。
  • 「ヤバい! ⇒ 反射的に切る」という事、「反射的に切れなかった場合の代償がいかに大きいか」という事を身体にしっかり覚えさせて下さい。
  • 身体で覚えるのに痛みが必要な方は大きめのロットでやってみてください。ポンド系、ゴールドなら短時間で資金を失えます。
  • どうしても手で切れないならエントリー位置から10ピプス離してストップロスを置いてください。

自分は資金を2回飛ばしましたが、2回大きく資金を失ってようやく「損切りの重要性」に気づきました。

それ以来「大事故になる前に小事故で済ませること」を心掛けて「ヤバいと感じたらとにかく即切る」を徹底しています。

対策その2「逆張り・スキャルピングをやめる」

「ドカン」を防ぐために次の3つを矯正した事もかなり有効だったと感じています。

  • 逆張り思考をやめる(上がったら下がるだろう、下がったら上がるだろうという考え)
  • 1分足・5分足のスキャルピングはやめる / 30分足チャートだけの凝視もやめる
  • 日足・週足チャートのサポレジラインまでは基本順張り

というのも「ドカン」をやってしまうのは下記のようなパターンがほとんどなはずだからです。

「ここまで伸びたらからもう下がるだろう、とトレンド転換を狙いエントリー」

  ↓

「5分足や30分足が伸び切った所で”逆張り”をする」

  ↓

「一瞬含み益になるもトレンドが継続して含み損に」

  ↓

「”ドカン”となるまで担がれる」(※こうならないための損切りです!)

いかがでしょうか。

通貨ペアにも寄りますが為替は基本的にトレンドが出たら短くても3日、長ければ1カ月以上そのトレンド方向に進み続けます。ですが5分足や30分足チャートだけを眺めているだけではこんなことには絶対気づきません。

ゆえに5分足・30分足が伸び切った所で「ショート狙い目だ!」と飛びつくことがいかに危険な事かを理解する必要があります。

トレードを始める前に週足や日足レベルでのサポレジラインを見つけ、そこまでは基本的に順張りで付いていく事を癖づけるだけで担がれることも少なくなりますから、今現在コツコツドカンで苦しんでいる方は「これら3つのポイント」を意識して自分のトレードスタイルを矯正していく事をお勧めします。

まとめ

個人的には「コツコツドカン」こそがFXで勝てない一番の要因であり、トレードが難しいと言われるゆえんであり、相場から退場してしまう最大の要因になっていると思っています。

とはいえ「コツコツドカン」は「損切りできない+日足・週足のトレンド方向を見ていない」だけの問題と捉えることもできます。

自分の場合「ほぼ克服できた」と思っていますが、ここに来るまでに15,000ピプスくらいは負けましたし、1年ほどかけて自分のトレードの記録を取り・振り返り・傾向を分析して自分の悪い所を矯正してきた記憶があります。

「コツコツドカンは簡単に治る!」とは言いませんが、真剣に自分と向き合いながら

矯正していけば克服できることだと思っています。

トレードで勝つのは本当に難しいですがやってできない事はないので、長期的な視点をもって着実に頑張っていきましょう!

では。

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