我々日本人がタイ株トレードをするにあたってまず候補に挙がってくる証券会社はSBITO(SBIタイオンライン)とKTZMICO(KTズミコ)の2社ではないでしょうか。日本語で情報を集めるとこのだいたいこの2社に行き当たるのではないかと思います。
実際のところタイには多くの証券会社があるらしいのですが、今回は私が実際に使っている2社の
- 手数料の違い
- 取引ツール(アプリ)の違い
- カスタマーサポート
の3点について比較を行い、最後に自分のおすすめを述べさせて頂きました。早速見てみましょう。
タイ株 現地の証券会社比較
手数料の違い
まず手数料の安さは重要ですよね。短期であれ長期であれトレードするのに手数料が安いに越したことはないはずです。
この点だけ言うと今のところSBITOの圧勝ですね。各社の取引手数料は下記の通りです。
100万バーツ株を購入したとしたらSBITOでは750バーツの手数料が発生する一方でKTZMICOでは1,500バーツの手数料が発生するんですね。やはり手数料の差は大きいと思います。
(もっと手数料が安いタイの証券会社をご存知でしたらぜひご教授ください!)
取引ツール(アプリ)の違い
取引ツール(アプリ)の使い易さ、機能というのも重要なポイントだと思っています。
2社の主な違いはSBITOは自社開発の取引きツールを持たない一方でKTZMICOは自社開発の取引ツールを持っている点ですね。
私が知る限りどの証券会社を使っていてもほとんどの方が「Streaming(ストリーミング)」という取引アプリを使用しているのではないでしょうか。SETTRADE(タイ株の総合ポータルサイト?)が開発したトレードアプリらしくSBITOではこの「Streaming(ストリーミング)」を標準の取引きアプリにしているんですね。
一方KTZMICOは「ZNET」という独自のアプリを持っておりこちらを使っても取引することができます。
という事でそれぞれのアプリにどのような違いがあるのか私の目線で簡単にまとめてみました。
まず、ZNETは非常に使いづらいです。特に株のテクニカル分析をするのはほぼ不可能です、、、ZNETのほかにグラフのツールを2つ3つ準備してくれているのですがこれがまた使いにくくて私は完全にStreaming一本になりました。
ただZNETのすべてがダメなのかというとそんなことはなくて「ファンダメンタル分析に必要な情報が銘柄ごとに見れる」、「高配当ランキング、取引量ランキング、株価身長ランキング」などの銘柄リサーチ機能が充実しているのは便利です。
私はスマホ版のZNETアプリでしかこの情報を見たことありませんが、過去5年の純利益(NET PROFIT)と過去2年の四半期ごとの純利益が確認可能です。またタイ語ですが財務情報や役員変更の情報もすぐに見れるのでこの点は優れているのではないでしょうか。
一方Streamingという取引ツールはテクニカル分析もファンダメンタル分析も無難にできますので、使い勝手は悪くありません。しかし銘柄検索にランキングが無いのが残念です。
カスタマーサポートの違い
我々は外国人ですから何かトラブルがあった場合、すぐに日本語で対応してくれる人がいるかどうかも重要かと思います。
ログインできない、ある銘柄が買えない、パスポートを更新した等など細々した出来事が発生した際、内容を日本語で説明し伝えられる相手がいるというのは心強いものです。私自身英語は苦手でもありませんが、細かい説明が必要な際やはり日本語に助けられた経験もありました。
ということでこの点に差があるのかをそれぞれ比較してみました。
この点については両社ともしっかりサポートして頂けた経験がありますので両社とも安心ですよ。
まとめ
さて私が思いついたポイントを比較してみましたがいかがだったでしょうか。比較したポイントをまとめてみると。
- 手数料ではSBITOが圧倒的にお得(KTZMICOの半額)
- 取引ツールはStreamingが圧倒的に使い易い
- 日本人へのサポート体制は両社とも万全
となります。
どちらの証券会社がおすすめかという問いに対しては「手数料の安さと使い易い取引ツールがあるSBITOがおすすめ」といった感じです。
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