今回はタイ株の値動きが激しい時間帯はという事に関してお話していこうと思います。日本の株式市場では「寄り付き直後」に株価が大きく変動する、と勉強したことがありますがタイでも同じなのでしょうか。
結論としては全く同じだと思われます。タイの株価はいっつも「9:55~10:30」と「15:30~16:30」の間にガァーっと動きます。
ということで今回はタイ株の「基本的な取引時間」と「株価が実際に良く動く時間帯」を私の経験を交えてお話させて頂きます。
タイの株式取引時間帯
ここでタイ株の取引時間をまだご存じない方のためにまず通常の取引時間帯をご紹介させて頂きます。
- 前場 10:00~12:30 (タイ現地時刻)
- 後場 14:30~16:30 (タイ現地時刻)
日本時刻だと正午12:00開始の午後18:30の大引けとなりますね。
しかし休憩2時間、、、なぜこんなに長いのでしょう。
タイ株の値動きが激しい時間帯って実際どうなの?
ということで今回は自分がいつ買おうか迷っている銘柄を一つ例にあげ、タイ株の取引の激しい時間帯を説明してみますね。
下記のチャートはBEAUTY(化粧品小売)株の15分足チャートです。12月後半からガクッと株価が落ちてきて、1月10日までの値動きが確認できます。
白く囲った部分を見てみてください。
チャートが一気に動いているはほとんどと言ってよいほど寄付きから1時間以内か大引1時間前です。
この銘柄は最近特に良く動いてるのもありますが
- 1月2日寄付きから45分以内に始値6.60 →底値6.55→高値7.00→終値6.85という動きがありました。底値から高値まで6.87%振れている
- 1月4日は終了直前16:00~16:00までの間に始値7.10→終値7.50とわずか30分で5.63%も上昇している
のように一日の「始め」か「終わり」、もしくは一日の「始め」と「終わり」に株価が激しく上下しています。他の銘柄も振れ幅に差こそありますが、傾向は全く同じです。
そもそも寄付き直後の価格が大きく動く理由
そもそも日本の株だと寄付き直後で価格が大きく動くらしく、その理由ってなんだろうと思いググってみたところ下記のような記事を見つけたんですね。
寄付き直後の価格が動きやすい理由について
投資家は、前日から売買の注文を出していたり、株式市場で売買が開始される午前9時より前に売買の注文を出していることが多いので、寄り付きで、その注文が一世に執行されることになります。
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だそうですが、タイ株もきっと同じ原理で寄付きから価格が大きく動くのだと思われます。後でもお話しますがタイ株も取引き開始と同時に3%動くとか日常茶飯事で、精神衛生上良くないなといつも思っています。
まとめ
これが当たり前の姿なのかもしれませんが、今回はタイ株の株価が激しく動く時間帯について日本と同じ傾向なのかを見てみました。
一つの例を取ってみても、またここ5ヶ月ほどタイ株チャートを見ている感じからも「タイ株は寄付きから1時間以内、大引きの1時間前に最も大きく動く傾向が強い」ということは言えそうです。実際チャートを見たり、板を見ていてもビビるくらいスコーン!と動きます。
今回改めて1つの株をピックアップして見てみましたが自分自身の勉強になった、というのが正直な所です。タイ株をしている方、またこれから始めようと思っている方の参考になれば幸いです。
コメント
BEAUTY持ってますが、痛い目に会ってます。
利益率見る限り、ここまで下がる株ではないんですが。
18/4Qの決算発表で少しは戻すと思ってますけど。
BEAUTYの値動きには驚きですよね。かなり大きく振れるので手を出すか悩みます。